2019年02月24日

「日本語教師の資格化」について

 日本語教師の資格化については、日本語教育能力検定試験に代わるものが考えられているのだろうか。そもそも、日本語教育能力検定試験に関しては、当初は文部大臣認定だったはずである。いつの間にか認定が外れて、民間の資格試験となっている。しかしながら、日本語文法、語用論、音声学、日本語史、比較言語学、音声学、教材研究など、多岐にわたる出題がされており、新たに作られる資格が国家試験となっても、出題の質は大きく変わることがないと思われる。
 30年にわたって日本語教育能力検定試験合格が日本語教師に必須の資格とされ、それに基づいて日本語教育の現場で働く教師の立場を考慮すれば、たとえ新規に国家試験のようなものが設定されても、日本語教育能力検定試験の合格者は、国家試験の合格者に準じる資格を持つ者として認められるべきである。
 現在、日本語教育の現場では、若手の教師が圧倒的に不足している。その現状を考えるなら、日本語教育の資格化で、長年現場で教えてきた教師の資格を剥奪して、新規の国家試験受験を義務化したりすれば、大きな混乱を招くだけで、日本語教師不足を危機的な状況に陥らせるものと思われる。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 00:00| Comment(0) | 日本語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: