2018年10月02日

高橋五郎×小池壮彦の『真説 日本の正体』

 この本の帯には、衝撃的な文句が記されている。「日本という国はもうすでに終わった……だが、絶望する必要などどこにもない なぜなら、希望など最初からないのだから……」
 最初とは明治維新のことである。欧米による植民地化を防ぐために、旧弊にとどまる幕府を薩長の下級武士が打ち倒し、天皇親政を目指して作ったのが明治政府だと、教科書や歴史書、歴史小説などで、普通の日本人は信じ込んでいる。
 そうではない、というのが本書の内容である。西洋の金貸しは、戦争を起こして武器を売ることで、金儲けをしてきたが、日本という国が最初に餌食になったのが、明治維新だということである。幕府側と薩長側に資金を回し、内戦をさせることで金儲けしようとしたというのである。薩長の下級武士は、そのためのパシリだったというわけである。
 金が儲かりさえすれば、戦争だろうがテロだろうが平気で起こす。その後の明治政府は、止めどもなく戦争を起こし、背後にいる勢力を潤してきた。戦争とは所詮、金儲けのゲームで、国民ばかりか国家までもが、ゲームの駒に過ぎないというのである。
 希望など最初からなかったというのは、そういう意味である。日本だけが餌食になってきたかというと、世界大戦を経験してきたすべての国と国民が餌食になってきたのである。戦勝国のアメリカも例外ではない。その楔を断ち切るために、トランプ大統領が登場したのである。陰謀論と言われるものを、最初から度外視していては、歴史の裏の動きをとらえることができないというのが、本書の趣旨である。

参考文献
高橋五郎×小池壮彦『真説 日本の正体』(学研パブリッシング)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 11:42| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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