2018年09月03日

島でなくても桜島(10)

 翌朝、スイス人の彼と記念撮影した。チェックアウトすると、走って桜島港に向かった。鹿児島港に着くと、西鹿児島駅10時10発の特急つばめに乗り込んだ。当然のことながら、当時は九州新幹線は走っていなかった。
 博多到着は午後2時。新幹線で東京方面に向かうのはつらい。もう5時近い。2時間乗っていても、まだ福山辺りを走っている。あと3時間半も揺られているわけか。途中居眠りしたせいで、今朝桜島を出てきたのさえ、過去の記憶としか感じられない。今なら飛行機しか使う気になれないが。
 旅の終わりはやはり寂しい。日常とは異なるもう一人の自分が、ようやく息を始めたばかりなのに、また普段の生活に戻らなければならないからだ。旅の喜びとは、未知の土地で出会った人と、社会のしがらみにとらわれずに、ありのままの自分で接することだな。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 00:59| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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