ここには唐の皇女文成公主が、吐蕃(当時のチベット)のソンツェン・ガンポ王に嫁いだときにもたらしたとされる釈迦如来像が安置されている。釈迦の幼時を写したとされ、純粋でひたむきな目をした顔の金像で、宝石で美しく飾られている。チベットの仏像の多くは文化大革命で破壊され、その後復元されたものが多い。そうした中で、中国兵もあまりの美しさに手出しができなかったとされる。僕自身も実際に目にして、二十年近く経った今でも記憶に焼き付いている。
そこは世界遺産であり、チベット人の心のふるさとであり、中国とチベットを結びつけた象徴的な文化財が存在する場所である。火災の原因は失火ではないか。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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