朝食後、那覇バスターミナルへ行った。本島南部の戦跡に向かうことにした。途中の道路もかなり渋滞していた。糸満のバス運転手は親切で、ひめゆりの塔の所で下りて見学してから、平和祈念堂に行ったらいいと教えてくれた。同僚と話しながらだったが、ウチナーグチ(沖縄方言)だとは全く分からない。それをヤマトグチ(日本語)で言い直してくれた。
ひめゆりの塔のバス停で下りる。日射しが強く、目をまともに開けていられない。塔の前には赤い花が山のように供えられている。その前で記念撮影している観光客が多いが、僕にはその感覚がよく分からない。そこには資料館があり、沖縄戦の歴史が分かりやすく説明されている。ひめゆりの塔のちょうど地下が、女学生たちが従軍看護婦の見習いとして働いていた洞窟となっている。(つづく)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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ラベル:沖縄,ひめゆりの塔,沖縄戦