2021年01月04日

新海誠の「天気の子」

 新海誠監督のアニメで、2019年に公開された。神津島から東京に出てきた高校生帆高は、雑誌『ムー』の編集者、圭介のもとで働き始める。ある日、帆高は天気を晴にする「晴れ女」、陽菜(ひな)という少女と出会う。彼女は天気を晴にすることで、人身御供として昇天してしまう。帆高は彼女と再会するために、トラブルを引き起こし、警察に追われる身になる。ビルの端から身を投げたことで、雨雲の中に囚われていた陽菜を救い出す。晴れ女をやめたことで、彼女は救われたが、東京には三年間雨が降り続き、多くの地域が水没してしまう。
 この映画の特徴は、東京の新宿などを写真と見紛うほどに、リアルに再現していることである。そこまで忠実に再現しているのに、少女が巫女のような霊能力を持ったり、二人が異界から逃亡したりといった、超自然的な物語を展開しているところである。現実と非現実、両極端にあるはずのものが、高校生帆高の中では共存している。
 これは夢のような少年時代から、現実世界をかいま見る高校生だからこそ、心の中に抱ける驚異であって、もし主人公が二十代後半の青年だったらどうか。大人になることを拒否して、社会から取り残された引きこもりの物語となり、「天気の子」のような晴れやかな気持ちで、結末を見ることはできないだろう。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:03| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『高野邦夫句集』(ePub)

 日本詩人クラブ、俳人協会会員だった高野邦夫が、一九八七年(昭和六二)に、芸風書院から刊行した『高野邦夫句集』を原本にし、俳句に詳しくない読者向けに、ふりがなと多数の注を加えました。多摩丘陵の自然、日常生活の幸せ、工場地帯の風景、闘病生活、文学への思いを綴った句集です。
 以下のリンクから、ダウンロードできます。
kushuu.epub

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 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。

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 EdgeではePubは開けなくなりました。

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