2021年01月03日

「ライジング若冲 〜天才 かく覚醒せり〜」

 伊藤若冲は江戸中期の画家で、動植物の写生に基づく装飾画で知られている。型にはまらない気迫と創意に溢れる画風は、現代人の感覚も圧倒させられる。若冲の代表作《動植綵絵(どうしよくさいえ》30幅が完成に至るまでに焦点を当て、陰で支えた禅僧大典顕常との友情、円山応挙、池大雅といったライバルの絵師との交流を描いたドラマである。
 若冲が鶏を描けたのは、人間には普通見えない表情を、とらえられたからだという。若冲はそれを「神気」と呼んだ。神気がとらえられれば、何でも描くことができるし、絵に魂を吹き込むこともできる。そこには若い頃に学んだ技術と、徹底した観察があった。
 ドラマでは焦点をしぼったことで、《動植綵絵》完成の背後のエピソードが浮かび上がり、若冲の人物像を深めることができた。その反面、ライバルとして登場した円山応挙と池大雅は、添え物程度にしか描かれていない。本格的な人間ドラマを描くには、一時間余りの長さでは無理なのである。
 したがって、伊藤若冲を知る上では、非常に役に立ったし、興味深かったのであるが、NHKのEテレビ《日曜美術館》で紹介された若冲の人間像を、ドラマ化した程度の大きさしか感じられなかった。


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琉球弧を旅して(pdf)

 沖縄本島、久高島、宮古諸島、石垣島、竹富島、西表島と巡った若き日の記録です。中国と日本の文化が融合し、本土とは異なる歴史を歩み、亜熱帯の自然が広がる沖縄は、日本であって本土にはない光景が広がっています。青春が終わりかけた頃に訪れた沖縄への思いがこもっています。

 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
Ryukyu.pdf

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