今回は友人を誘ってきた。さて、脱衣場で裸になって、階段を下りていった。富士山が眺められる露天風呂だが、富士山の中腹から下は見えない。しかも、かすんでいて雪もないので、青い山型の幻のように見える。真冬なら雪が積もって空気も澄んでいるから、見映えがするのだろう。泉質は強アルカリ性のはずだが、加水しているのか、それほど肌がすべすべしない。
ここには食堂も併設しているのだが、旅の終わりなので、少しおいしい物が食べたくなった。富士急行で大月経由で帰るのは大変なので、御殿場までバスに乗ることにした。五時半頃のバスは遅れてきた。峠を進むうちに、霧に濡れて水滴が窓ガラスを濡らした。須走の辺りで合宿の大学生が大勢乗ってきた。(つづく)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
https://twitter.com/lebleudeciel38

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
ランキングはこちらをクリック!
Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!
ラベル:忍野八海,山中湖温泉,紅富士の湯