2020年09月15日

みんなそろって道後温泉(4)

 松山ユースホステルに着いたのは、午後六時半だった。夕食を頼んでおいたのだが、とても豪華で驚いた。トンカツに、イカと野菜の酒蒸し、グラタンに和え物、サラダ、スープに西瓜までついていた。赤ワインも一杯百円で飲めた。
 部屋の方も素晴らしかった。マンション風の入口で、エアコンはもちろん、天井にはシャンデリアと扇風機、洗面所にはテーブルと椅子、電話機。二段ベッドの梯子を上がると、屋根裏部屋のようになっており、広いスペースにはテレビも置いてあった。
 専門学校の先生と、道後温泉に行くことにした。夏目漱石の『坊ちゃん』にも出てくる本館は、1894年(明治27)に建てられた物。小説を思い出して、思わず泳ぎたくなった。大きな浴槽の中央には、金属で出来た円筒状の注ぎ口がある。そこからやや熱めの湯が出てくる。神経痛やリューマチに効くらしい。盥(たらい)も椅子も、昔ながらの木製である。お湯から上がると、お茶と冷水を振る舞われた。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:14| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高野敦志編『高野邦夫詩撰』(pdf)

 高野邦夫は昭和3(1928)年、現在の川崎市幸区に生まれました。太平洋戦争末期に予科練に入隊。戦場に送られる前に終戦を迎えました。戦後は国語の教員を務めるかたわら、詩を書き続けました。日本詩人クラブや俳人協会の会員でした。平成9(1997)年、敗血症で亡くなりました。享年68歳でした。生前刊行された父の詩集、および遺稿から選び出した詩篇を『高野邦夫詩撰』としてまとめました。今回はパソコンでも簡単に開けるpdf版をアップロードいたします。パソコンに保存してからご覧下さい。
 なお、iTunesでダウンロードした場合、マイミュージックの下にiTunesのフォルダがあり、iTunes Music、その下にpodcasts、さらにその下のフォルダにpdfファイルは入ります。ダブルクリックすれば、Adobe Readerですぐに読めます。フルスクリーンモードで表示すると、モニターでも読みやすいと思います。下のリンクをクリックして下さい。
kunionoshi.pdf

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。

以下に高野邦夫の著作を挙げます。

詩集

『寒菊』(1962 五月書房)
『氷湖』(1978 昭森社)
『燦爛の天』(1980 昭森社)
『定時制高校』(1982 昭森社)
『川崎』(1983 昭森社)
『修羅』(1984 昭森社)
『彫刻』(1985 昭森社)
『曠野』(1985 芸風書院)
『銀猫』(1986 昭森社)
『日常』(1987 昭森社)
『川崎(ラ・シテ・イデアル)』(1989 教育企画出版)
『短日』(1991 吟遊社)
『峡谷』(1993 吟遊社)
『鷹』(1994 吟遊社)
『敗亡記』(1995 吟遊社)
『廃園』(1998 遺稿 吟遊社)

句集

『高野邦夫句集』(1987 芸風書院)


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posted by 高野敦志 at 01:28| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする