2020年09月04日

縦書き・横書き・段組(2)

 一方、縦書きで段組を採用するのはなぜか。新聞は縦の長さが非常に長い。速読するためには、一行の長さが短い方が有利である。小説や随筆では、段組の必要がない大きさの本が、目の疲労を軽減してくれる。
 にもかかわらず、日本文学全集や世界文学全集では、段組を採用していることが多い。それは書棚に飾るインテリア的な側面があり、本自体が大型であることが多いためである。大きさが威厳を感じさせるということもある。読みやすさが二の次になっているのである。
 縦に長すぎる本では、目の疲労を避けるために段組を設定するしかない。二段の場合には、一ページを読むのに時間はかかるものの、段組の弊害はそれほど大きくない。ところが、某社の世界文学大系は、片手ではとても持てない大きさ、重さがあるため、一ページ三段を採用しているのである。
 こうなると、新聞のように斜め読みをしたくなる。一ページに印刷された情報が過剰なため、一度に読み進められるのは数ページである。目の疲労が重なるため、長時間の読書には耐えられないのである。


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posted by 高野敦志 at 00:51| Comment(0) | 日本語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

増補版「男はつらいよ」おぼえがき(pdf)

 『男はつらいよ』の最新作「お帰り 寅さん」をはじめ、「少年寅次郎」「贋作 男はつらいよ」など、最近の情報を増補しました。
 山田洋次の『男はつらいよ』は、葛飾柴又を舞台にテキ屋稼業で全国を旅した車寅次郎を描き、国民的な人気を博したシリーズです。寅次郎が訪れた土地や、ヒロインについて感じたこと、思い浮かんだことをまとめてみました。制作された全作品を年代順に並べ、目次から見たいページに移動できます。

 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
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