2020年08月31日

第5版『電子本(電子書籍)を作ろう!』(ePub)

『電子本を作ろう!』(ePub)の第5版を公開します。ジャストシステムの「一太郎2016」に関する新情報を含んだ増補版です。ePubやmobi、およびpdf形式で作るノウハウを解説します。電子書籍の形式について説明した後、文章を書いていく上での注意点、ファイルの作成方法、公開の仕方などを順に述べていきます。

 第五版においては、「一太郎2016」で追加された機能のほか、ePubの固定レイアウトとPDFの違い、ePubの脚注の問題、「詠太」のアクセント記号と、他の読み上げソフトの機能、さらに、書籍を再編集する場合の注意などについて加筆しました。古くなった情報は削除し、リンクが古くなったものは張り直しました。以下のリンクをクリックして保存してからご覧下さい。
denshibon5.epub

 また、『電子本(電子書籍)を作ろう!』で紹介したePubのテンプレートは、以下のページからダウンロードできます。
http://takanoatsushi.seesaa.net/article/434380018.html

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。
 パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksやbREADER(http://breader.infocity.co.jp/)でご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。Windows8用のアプリのEPUB Reader(http://www.skyfish.co.jp/epubreader.html)でも開けますが、一部のレイアウトが反映されません。

 ブラウザからePubを開く場合、Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにもようやく対応しました。
 EdgeではePubは開けなくなりました。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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ひっそりとした柏島(2)

 大堂サンセットというユースホステルに着いた。大堂とは岬一帯の地名で、日没が美しいのでつけられた名前なのだろう。若者との交流を楽しみにしていたが、民宿を兼ねたユースホステルには人影がない。
「今日泊まるのはあんただけだよ」
 力が抜けてしまった。明日の夜も他の宿泊客はいないらしいので、連泊するのはやめて、朝食後に出発することにした。
「どこで泳ぐんですか」とペアレントのおじさんに聞いたら「あそこ、橋の下だよ。砂浜になってるところ」と指さした。
 ちょっとがっかりしたが、明日発つとなると、泳いでいる時間がない。そこで、もう午後五時を回っていたが、海水パンツをはき、その上に服を重ね着して、水中眼鏡とシュノーケルを持って、海峡の砂浜に下りていった。(つづく)


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posted by 高野敦志 at 01:52| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月30日

ひっそりとした柏島(1)

 宿毛方面に向かうバスに乗っていた。車窓からは建設中のくろしお鉄道の高架橋が見える。宿毛では下りずに、二時間ほどは揺られていた。バスは足摺半島の向かい側に進んでいた。
 二ツ石を過ぎる辺りから、道幅は一方通行のように狭まり、くねくねと曲がっているので、目が回りそうになった。野猿公園を過ぎると、実際に野猿が三、四匹路上に出ていた。猿は餌をくれる人間を弱者と見なし、歯をむき出して威嚇する習性がある。貢ぎ物でも持ってきたと思うのだろう。
 柏島の手前、新大橋でバスを降り、古い方の橋を渡っていった。随分ひなびた所に来てしまった気がした。海水浴やダイビングの若者が集うと、ユースホステルの案内には書いてあったが。(つづく)


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