2020年07月28日

室戸岬の霊場(1)

 その夜は小松島のユースホステルに泊まった。老夫婦が経営している合宿所風の建物で、「修天爵而人爵従之(天爵を修めて人爵これに従う)」(最高の品位を修めれば、地位や財産は自ずともたらされる)とか「慈悲寛大自己反省 (じひかんだいじこはんせい)」(慈しみのある広い心を持って、何かあっても他を責めずに反省する)など、格言が書かれた額が掲げてあった。
 豪雨は朝になってもやまなかった。土砂降りが時折小降りとなるので、その間に名古屋から来た青年とユースホステルを出た。小松島駅から牟岐(むぎ)線に乗り、甲浦(かんのうら)に向かった。
 運良く先頭の座席が空いていたので、彼と一緒に並んで腰かけた。鉄道マニアにとっては特等席である。行く手に延びるレールや、待ち構えるトンネルが、こちらに迫ってくるからだ。実は彼は今で言う「撮り鉄」で、鉄道撮影が趣味だった。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 03:39| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SF的思考(pdf)

 SFが魅力的であるのは、現実世界の枠組みにとらわれず、人間の想像力の限界に挑んで、存在するかもしれない世界を探究させてくれる点です。ここでは狭義のSFに限らず、想像力で極限の世界を描いた作家にも触れました。エドガー・アラン・ポーやホルヘ・ルイス・ボルヘス、埴谷雄高に触れたのはそのためです。小説に限らず、SFの世界を描いた映画やドキュメンタリー番組も紹介しました。

 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
SF.pdf

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posted by 高野敦志 at 02:55| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする