2020年07月03日

崇徳上皇の霊廟(2)

 この里ちかき白峰といふ所にこそ、新院の陵ありと聞て、拝みたてまつらばやと、十月はじめつかたかの山に登る。松柏は奧ふかく茂りあひて、青雲の輕靡(たなび)く日すら小雨そぼふるがごとし。

 上田秋成の『雨月物語』の冒頭「白峰」は、五色台と言われる台地の西に位置する。諸国を行脚していた西行は、白峰という所に、崇徳上皇の陵墓があると聞いて、参拝したいと十月初めに登った。松や柏が深く茂り合って、青空に雲のたなびく日すら、小雨がしとしと降るように薄暗かった。

 白峯寺の中を歩いていく。護摩堂で不動尊を拝んだ後、左手に進むと道は三つに分かれる。正面は頓証寺殿である。崇徳上皇がたちどころに悟るように、鎌倉初期、鼓岡の御所を移したと伝えられる。前面の門は江戸初期に再建されたものだが、後小松天皇御宸筆(しんぴつ)の額が掛けられているので、勅額門と呼ばれている。門には源為義・為朝父子の像が安置されている。保元の乱で崇徳上皇に与(くみ)して、為義は死罪、為朝は配流(はいる)先の伊豆大島で自害している。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en


Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 00:47| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

平成世相歌留多(ePub)

 カルタとはポルトガル語のcartaに由来し、本来はトランプを含めた広義のカードを言います。キリスト教が伝来した頃、西欧人が遊ぶゲームを見て、国産のトランプ「天正かるた」が作られました。その後、百人一首や花札など、日本独自の物が考案されました。
 子供の頃に遊ぶ「いろはかるた」は、「犬棒かるた」の名で親しまれていますが、遊びとともにことわざを覚えさせる意図があります。平成の世もいよいよ終わりが近づいてきたことから、今の世相を風刺したカルタを作ってみました。
 以下のリンクからダウンロードしてください。
carta.epub

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。

 ブラウザからePubを開く場合、Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにも対応しています。
 EdgeではePubは読めなくなりました。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 00:34| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする