2020年03月20日

箱根にあった駒ヶ岳(1)

 昨夜の暴風雨から一転して、朝は快晴だった。風もないので、最高の行楽日和だった。温泉に入ってから朝食。コロナウイルスはバイキングのトングから感染すると聞いていたので、皿に料理を運ぶたびに手を消毒していた。
 雲がもくもく出てきた。広がらないうちに、チェックアウトすることにした。「芦ノ湖まで歩いて行こう」という友人の勧めに乗った。雨上がりで日射しが気持ちいい。途中、箱根ビジターセンターに寄ってみた。箱根の自然や箱根火山の歴史などが、パネルで説明されていた。
 箱根はカルデラ火山なので、かつて破局的な噴火を繰り返してきた。古期外輪山がかつての成層火山の山裾で、溶岩を吐き出しすぎて落盤し、巨大なカルデラができた。その後、カルデラの中心に新たな火山が形成されたが、ふたたび破局的な噴火を起こし、西は富士川、東は横浜まで火砕流で焼き尽くした。その時に出来たのが新期外輪山である。
 その後、中央火口丘が形成されるとともに、早川がせき止められ、仙石原湖が生まれた。しかし、三千年前の噴火で仙石原湖は埋め立てられ、神山が山体崩壊を起こして、ふたたび早川をせき止めた。それが現在の芦ノ湖の誕生につながった。その時の火口が大涌谷である。
 こうしてみると、穏やかに見える箱根が、かつていかに激しい噴火を繰り返してきたかが分かるし、地球の歴史から見れば、芦ノ湖が出来て間もない湖であることが分かる。(つづく)


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posted by 高野敦志 at 01:00| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする