2020年02月02日

ある地震予測研究者

 熊本地震が発生する数週間前から、予兆をとらえていた地震予測研究者がいた。実際に予測を的中させたことで、日本では大いに注目を浴びた。世界各地に観測所を持つことで、かなりの精度で予測できるようになったのである。
 ところが、地震予測研究者は、次々と圧力を加えられるようになった。全く当たらない地震予測研究者を、政府は野放しにしておく。その一方、確実に大地震の兆候をとらえる研究者は、政府から罰金を科せられたり、Twitterのアカウントを削除されたりする。
 善意で地震予測を発表している研究者は、大地震の発生を警告することで、一人でも多くの人の命を救おうとする。そうした善意の行為がどうして弾圧されるのか。それは人々が予測を信用することで、経済活動に影響が出るからである。
 確実に大地震の兆候をとらえているといっても、大地震は前兆が終息して数日以内に発生するか、終息しきらないうちに発生する。終息したと思ったら、前兆を表す値がふたたび出て、発生は延期されてしまう。
 大地震の規模が大きいほど、前兆の期間は半年以上に及び、終息しそうになりながら、再度数値が上昇して延期されていく。中規模地震は兆候の出現から発生までの期間が短いので、確実に発生時期を予測できるが、巨大地震となると、そうした繰り返しが延々と続くので、経済活動を人命よりも優先する政治家は、さまざまな方法で予測を妨害しようとするのである。
 なぜ発生時期を確実に予測できないのか。実際に大地震の引き金を引くのは、兆候とは異なる別の要素だからである。月の引力もその一つで、新月と満月、とりわけ、新月から上弦の月までに発生しやすい。台風の通過による急激な気圧の変化が引き金となった例としては、中越沖地震や胆振東部地震などがある。
 最も影響が強いのは、太陽嵐の発生である。これは突然現れ、太陽嵐の規模、直撃するかそれるかによって、影響の大きさが異なってくる。それらの要因と、大地震のひずみが限界に達しているかで、実際に引き金が引かれるのである。
 現在、台灣地震預測研究所(http://quakeforecast.blogspot.com)が東京から広島にかけての地域で、3日以内にマグニチュード8から9の巨大地震の発生を予測している。月は上弦の月を過ぎて、9日の満月に向かって満ちていく。台風の影響はないが、太陽活動や月の引力の影響を受けて、地磁気地電流の数値も上がってきている。2月1日の深夜には、茨城と千葉でマグニチュード5の中規模地震が連発している。発生の可能性は高まっているが、実際に発生するかどうかは分からない。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 03:48| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする