2020年02月01日

昇仙峡の奇岩巡り(9)

 昇仙峡滝上発の最終バスが来るまで、辺りを散策することにした。すでに日は没して、山並みがシルエットのように、浮かび上がって見える。
 そのとき、閉店した商店街から、猫が寄ってきて、目の前でお腹を見せた。猫好きの人が近づいてきたから、餌でももらおうと思ったのだろう。ただ、あいにく二人とも、猫にあげられる物を持ち合わせていなかった。
 闇が迫る中、昇仙峡滝上のバス停を出発した。薄暗がりの上の空は、残照で白く染まっている。ライトを照らしながら、車両は進んでいく。甲府駅までは五十分かかるらしい。昇仙峡口からは三十分だから、バスで二十分の距離を歩いたことになる。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en


Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 03:08| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする