2020年02月01日

昇仙峡の奇岩巡り(9)

 昇仙峡滝上発の最終バスが来るまで、辺りを散策することにした。すでに日は没して、山並みがシルエットのように、浮かび上がって見える。
 そのとき、閉店した商店街から、猫が寄ってきて、目の前でお腹を見せた。猫好きの人が近づいてきたから、餌でももらおうと思ったのだろう。ただ、あいにく二人とも、猫にあげられる物を持ち合わせていなかった。
 闇が迫る中、昇仙峡滝上のバス停を出発した。薄暗がりの上の空は、残照で白く染まっている。ライトを照らしながら、車両は進んでいく。甲府駅までは五十分かかるらしい。昇仙峡口からは三十分だから、バスで二十分の距離を歩いたことになる。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 03:08| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『高野邦夫句集』(pdf)

 日本詩人クラブ、俳人協会会員だった高野邦夫が、一九八七年(昭和六二)に、芸風書院から刊行した『高野邦夫句集』を原本にし、俳句に詳しくない読者向けに、ふりがなと多数の注を加えました。多摩丘陵の自然、日常生活の幸せ、工場地帯の風景、闘病生活、文学への思いを綴った句集です。
 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
kushuu.pdf

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