2019年12月28日

プレーリードッグのキョロ(1)

 犬の大五郎が死んでから、うちでは動物を飼っていなかった。今度は部屋の中で飼いたいと妹が言い出し、ペットショップに出かけていった。数匹の中で一番人なつこいプレーリードッグを買ってきた。
 プレーリードッグというのは、草原に住む犬という意味だが、実はリスの仲間の齧歯類に属する。地下にトンネルを掘って住み、天敵の猛禽が見えないか、後ろ足で立って見張りをする。安全と分かれば、周辺の牧草を食べに出かける。声が子犬に似ており、甲高い声でキャンキャン鳴くところから名づけられた。
 実は、プレーリードッグはペスト感染の危険があるとして、現在では輸入が禁止されている。妹が買ってきたメスのプレーリードッグは、結果的には病気を持ていなかった。ケージの中に放すと、最初はパニックになって逃げ惑ったが、すぐに落ち着きを取り戻した。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:16| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする