2019年12月20日

替え玉

 現代の政治家は多くが操り人形です。本人が死亡した場合に備え、替え玉が用意されています。昔なら双子の兄弟やそっくりさんが務めましたが、現代では整形手術をした他人や、本人のクローンが引き継ぎます。後者は遺伝的には同じなので、大抵騙されてしまいます。替え玉が用意できない場合には、息子に鬘をかぶせて父親の服装をさせ、口ぱくでスピーカーから父親の声を流します。予定されている大きな行事などで、本人のスピーチを事前に撮影しておいた場合には、アップで顔を映すときだけ、背景と合成した映像を流します。そこまでしても死んだことが洩れるのは、今まで頻繁にテレビに出ていたのがまれになるなど、不自然な点があるからです。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:41| Comment(0) | ショートショート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする