2019年10月07日

タウシュベツは崩壊寸前?(1)

 秋と冬に訪れたばかりなのに、また北海道に行く計画を立てていた。理由は後ほど述べることにする。八月十五日の午前十一時三十五分、友人とともに羽田空港から飛び立った。上空は雲に覆われている。というのも、台風が日本海を進んでいたからだ。どうなることやら。行き先は昨年秋と同じく道東である。襟裳岬の手前から北海道上空に入る。
 帯広には午後一時十分に到着。レンタカーを借りて出発する。途中で幸福駅に寄った。秋に来たばかりなのだが。あの日は澄み切った秋空に、うっすら雪化粧していた。張り詰めた空気が鮮烈だった。原野に気動車が二両とプラットホーム。初めて見た時の印象は、記憶の中にとどまっている。
 今回は夏だから観光客が多く、あの日は閉まっていた飲食店も開いている。唯一やっていたみやげ物屋の、八十過ぎのおばあさんの姿はなかった。その代わりに、七十歳ぐらいのおばあさんが二人で切り盛りしていた。あの年で働かなくてもとか思ったが、どうしてしまったのだろう。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:15| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする