2019年09月10日

ぼくがイヌ派だった頃(26)

 大五郎はどんな性格の犬だったんだろう。愛嬌があって、頭をなでられると、目を輝かせ、口からあふれ出る舌を出して、愛情の表現で顔や腕をなめてくる。その一方で、雨の日が続いて散歩にいけなければ、不機嫌な顔してふさいでいる。
 散歩に行くときと、餌をもらうときには、とにかく大声で鳴く。向こう三軒両隣どころか、向かいの丘にはねかえって、こだまするほどの声で鳴く。素直な性格だから、我慢するということも知らない。
 僕が一番印象に残っているのは、大五郎が臆病であるということだ。特に、遠くから聞こえる音楽や、とりわけ、救急車のサイレンに反応した。サイレンに合わせて、ウーウーと短調の声で鳴き続ける。人の命が途絶えかねないときに、葬送曲みたいな絶唱を聞かされると、飼い主のこちらまで滅入ってしまう。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:52| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

写真とエッセイ「立山黒部アルペンルートの旅」(ePub)

 本州にもこんな美しい風景があったのか! 立山、室堂高原、黒部峡谷鉄道の旅を、写真とエッセイで紹介します。現地で撮影した峡谷や高山の自然を、高解像度の写真で収録しました。リフローの電子書籍ePubで提供いたします。約9メガありますので、通信速度が遅い場合は時間がかかります。
 以下のリンクからダウンロードしてください。
tateyama.epub

 iOSではiBooks(https://itunes.apple.com/jp/app/ibooks/id364709193?mt=8)でご覧ください。横向きで見る場合の方が、レイアウトの乱れは少ないです。写真を指でダブルクリックすると、フルスクリーンの写真がご覧いただけます。
 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ブラウザからePubを開く場合、Edgeならプラグインなしで読めます。Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにもようやく対応しました。

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