2019年08月28日

ほったらかし温泉の前に(2)

 温泉はさらに丘の上にあるらしい。歩き始めたら、右側に小さな平屋の住宅があった。横溝正史館とある。へえ、何でこんな所に? ちょっと興味を持った。入場料は百円とある。入口にいた学芸員らしい女性が、「百円以上の価値はある。面白い」と勧誘する。勧められるままに中に入った。
「横溝正史さんのファンですか」と聞かれたので、「ファンと言うほどではないけど、生前に毎日新聞にエッセイを連載されていたのを読んでいた」と答えた。
 ここは横溝正史が生前に書斎として使っていた離れで、世田谷区の成城にあったものを、遺族が取り壊すと聞いて、解体してここに移築した物だという。食事などは母屋で取っていたので、ここには書斎と客間、書棚が収められていた部屋しかない。書斎で数々の作品が執筆されたが、使われていた机は、倉敷の 横溝正史疎開宅に持って行かれたらしい。ここに置かれているのは、客用に用いられていたお膳である。隣の客間には火鉢がある。ここで出版社の人と相談したのだろう。書棚があった奥の部屋が展示室となっていた。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:18| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする