2019年07月30日

MQA-CDのサンプリング周波数

 ユニバーサル・ミュージックから発売されたMQA-CDが衝撃的だったのは、サンプル周波数が352.8kHzという超高音質だったからである。閉じ込められた音の枠から解放され、生演奏を聴いているような臨場感が味わえた。当初は176.4kHzで予定されていたサンプリング周波数を、352.8kHzに変更したのが、まさに快挙だったのである。
 売れ行きも好調だったことから、他社からもMQA-CDが売り出されるようになった。ただし、サンプル周波数は176.4kHzやそれ以下の物が多い。聴いてみれば分かるが、普通にいい音であり、生演奏に迫るほどの臨場感はない。これは一体どうしたことか。
 音楽を配信しているサイトに配慮したからだろうか。配信されているアルバムの多くは、96kHzから192kHzである。サンプリング数によって価格に差をつけているので、配信サイトでも同じタイトルのアルバムを販売している場合には、352.8kHzのMQA-CDは4000円以上に設定しなければならなくなる。これでは、売り上げは相当下がるだろう。ユニバーサルの場合には、音楽配信されていない物が多かったので、この問題はクローズアップされなかったのだろう。
 MQA-CDはリッピングして聴いているので、コンピューターに取り込んだら、ディスクそのものは使わない。紙のライナーノーツ(解説)が役に立つぐらいだろう。これは音楽配信サイトでも、pdfの形で配布してもらいたいものだ。ユニバーサル・ミュージックのMQA-CDは。超高音質なのに音楽配信サイトと比べて割安だったが、他社のMQA-CDのサンプル周波数が、176.4kHzの場合には、音楽配信サイトの192kHzよりも音質的には劣る。それだったら、MQA-CDを買う利点はあまりない。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:55| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする