2019年07月31日

天災は忘れた頃にやってくる

 東日本大震災の記憶は。中高年にとってはまだ新しいが、大学生にとっては小学生の頃の出来事。もう遠い昔の印象かもしれない。ただし、東北の復興は終わっていないし、福島第一原発の事故は収束どころか、いまだに危険な状態が続いている。
 あれから熊本地震、大阪北部地震、胆振東部地震などがあった。これらは南海トラフ巨大地震、千島海溝巨大地震の予兆の一つとされる。それ以外に、伊豆=小笠原海溝や、日本海溝の外側のアウターライズでも、大津波を伴う巨大地震の発生が危惧されている。そのほか、直下型地震がいつあなたの町を襲うとも限らない。
 現在、環太平洋地帯では大地震、火山噴火が頻発している。プレートの反対側で地殻活動があれば、こちら側に全く影響がないはずがない。日本列島の周辺では、地下百キロ以上という大深度での地震活動も見られるようになった。これは震災級の大地震が近づいていることを意味している。
 被害を最小限に食い止めるのは、防災意識である。水や食料の備蓄、倒れやすい家具の転倒防止はもうしただろうか。寝るときに足もとにはスリッパがあるか。これはガラスなどが割れた場合に、足の負傷を防ぐという点で重要である。
 庶民にできることには限界がある。東日本大震災のことを思い起こせば、原発の防災対策が最も肝要である。大津波に対する防潮堤建設をしたりしたと聞くが、原発はたとえ再稼働されていない場合でも、全電源喪失すれば爆発する。高台に電源車を配置するなど、最悪の場合を想定して備えておいてほしい。


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2019年07月30日

MQA-CDのサンプリング周波数

 ユニバーサル・ミュージックから発売されたMQA-CDが衝撃的だったのは、サンプル周波数が352.8kHzという超高音質だったからである。閉じ込められた音の枠から解放され、生演奏を聴いているような臨場感が味わえた。当初は176.4kHzで予定されていたサンプリング周波数を、352.8kHzに変更したのが、まさに快挙だったのである。
 売れ行きも好調だったことから、他社からもMQA-CDが売り出されるようになった。ただし、サンプル周波数は176.4kHzやそれ以下の物が多い。聴いてみれば分かるが、普通にいい音であり、生演奏に迫るほどの臨場感はない。これは一体どうしたことか。
 音楽を配信しているサイトに配慮したからだろうか。配信されているアルバムの多くは、96kHzから192kHzである。サンプリング数によって価格に差をつけているので、配信サイトでも同じタイトルのアルバムを販売している場合には、352.8kHzのMQA-CDは4000円以上に設定しなければならなくなる。これでは、売り上げは相当下がるだろう。ユニバーサルの場合には、音楽配信されていない物が多かったので、この問題はクローズアップされなかったのだろう。
 MQA-CDはリッピングして聴いているので、コンピューターに取り込んだら、ディスクそのものは使わない。紙のライナーノーツ(解説)が役に立つぐらいだろう。これは音楽配信サイトでも、pdfの形で配布してもらいたいものだ。ユニバーサル・ミュージックのMQA-CDは。超高音質なのに音楽配信サイトと比べて割安だったが、他社のMQA-CDのサンプル周波数が、176.4kHzの場合には、音楽配信サイトの192kHzよりも音質的には劣る。それだったら、MQA-CDを買う利点はあまりない。


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2019年07月29日

ぼくがイヌ派だった頃(16)

 しばらく犬のいない時期が続いた。母がイヌ派であることは述べたが、父はどうだったか。父が猫を贔屓にしているとは、子供の頃の自分は知らなかった。
 ある夜、父が野良猫の子を拾ってきた。そのとき、ぼくは眠っていた。可愛い顔しているので、うちで飼えないかと、母に交渉したらしい。母は強硬に反対した。ぼくは小児喘息だったから、家の中で飼うわけにはいかない。土足でうちと外を行き来するのは許せない。
「第一、私、猫、大嫌い! 捨ててきてちょうだい」
 父は泣く泣く捨てに行った。その夜は捨てた子猫との生活を空想し、眠れない時を過ごしたらしい。よほど悔いが残ったのだろう。女房が死んだら七匹ぐらい飼ってやろうと、書き残していた。後年、それを読んだ母は「そんなこと言ったって、自分の方が先に死んじゃったじゃないの」と言って笑った。
 こう書くと血も涙もないみたいだが、母は思った瞬間に、何でも口にしてしまうタチなのだ。ぼくの反応はというと、子猫が捨てられたと聞いても、大して心も動かなかった。猫は夜中、ニャーニャーうるさいし、糞便は気が狂うほど臭いし。(つづく)


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