2019年04月08日

洞爺湖に幻の霊山現る(2)

 大通公園に出た。雪祭りの雪像は翌日には崩され、雪の山と化していた。テレビ塔を写真に撮る。札幌から洞爺湖のホテルまでの無料バスが、午後1時に出ることになっている。鉄道で行けば片道数千円もかかるのに。登別までの送迎バスも、片道五百円だそうだ。札幌人はずいぶん恵まれていると感じた。
 車窓を見ると、再び小雪がちらつき出している。やはり、二月の札幌である。今度来るのはいつになるのだろう。札幌市は南区だけが異常に広い。南区だけで面積の半分を占めているということだ。
 中山峠まではひたすら山道を走っていく。白樺の枝に雪の塊が絡みついている。雪国に来たという風情がある。道路端の雪は車に切り取られ、地層のように横筋が見える。峠で小休止した。空は晴れていたが、雪がかなり積もっている。光が反射してまぶしい。バスを降りると、風が吹きつけてきて寒い。路面は凍結していた。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 03:26| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする