2019年04月08日

洞爺湖に幻の霊山現る(2)

 大通公園に出た。雪祭りの雪像は翌日には崩され、雪の山と化していた。テレビ塔を写真に撮る。札幌から洞爺湖のホテルまでの無料バスが、午後1時に出ることになっている。鉄道で行けば片道数千円もかかるのに。登別までの送迎バスも、片道五百円だそうだ。札幌人はずいぶん恵まれていると感じた。
 車窓を見ると、再び小雪がちらつき出している。やはり、二月の札幌である。今度来るのはいつになるのだろう。札幌市は南区だけが異常に広い。南区だけで面積の半分を占めているということだ。
 中山峠まではひたすら山道を走っていく。白樺の枝に雪の塊が絡みついている。雪国に来たという風情がある。道路端の雪は車に切り取られ、地層のように横筋が見える。峠で小休止した。空は晴れていたが、雪がかなり積もっている。光が反射してまぶしい。バスを降りると、風が吹きつけてきて寒い。路面は凍結していた。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 03:26| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月07日

ディーガでハイレゾ? 追記

 パナソニックのブルーレイレコーダー「ディーガ」は、音楽をハイレゾにアップサンプリングする機能がついている。友人が買ったというので、その設定に立ち会った。
 パソコンのファイルをディーガに移動するには、LANでファイル共有をしなければならない。しかし、パソコンのセキュリティを低下させる恐れがある。最も簡単な方法は、まず、ディーガをWi-Fiでインターネットに接続させる。これによって、CDのアルバム名や曲名が取得できるようになる。その上でディーガにCDを挿入し、ディーガのハードディスクに録音するだけで、ディーガをミュージックボックスとして使うことができる。
 その際、LANで音楽を家の中に飛ばすのでなければ、flac形式だけで録音すればいい。WAVは容量を食うだけで、音質の上では差がない。再生ボタンを押すと、接続されたテレビから音が出た。
 ただ、液晶のテレビはスピーカーが貧弱である。HDMIでパソコンにつなぐと、パソコンのサウンドカードを通って雑音が入ってしまう。光ファイバーでアンプ付きのスピーカーにつなぐと、本来の192kHz/24bitが、96kHz/24bitにダウンコートされてしまう。CDをアップサンプリングしている場合は、176.4KHz/24bitが88.2kHz/24bitにダウンコンバートされてしまう。CDよりはいい音だが、ちょっと地味で微妙である。
 テレビのヘッドフォン出力に、ヘッドフォンを接続したら、素晴らしい音が出た。神経にしみ通る、痺れるような音である。これぞハイレゾの音だと感じた。普段はiPod-touchでmp3を聴いて満足している友人も、圧倒的な音の存在感に心打たれた。これでもう後戻りはできないだろう。

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 03:42| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月06日

洞爺湖に幻の霊山現る(1)

 朝になった。窓の外を見ると一面銀世界だった。少したつと、雪は本降りになってきた。冬の北海道では、人々は傘を差さないらしい。雪は粉のようにさらさらで、払えばすぐに落ちてくれるし、傘を差していると、凍結した路面で転んでしまう。変わりやすい冬空を見て納得がいった。久しぶりに雪の降らない週末だったので、札幌人は夜遊びしていたのだと。
 チェックアウトした後、中島公園に向かった。すでにやんでいたが、雪はたくさん積もっており、内地の子供ならさぞ喜ぶことだろう。北海道の人は今でも、本州や四国、九州を「内地」と呼ぶ。まるで南樺太や朝鮮、台湾と同様の「外地」だったかのように。公園の中は日本庭園になっているが、中央の池には氷が張り、さらに雪が積もって、谷間のようになっている。誤って外国人が池にはまらないように、英語で注意書きがされている。
 西洋風の建物が見えてきた。豊平館と呼ばれ、明治天皇が宿泊されたホテルを移設した物で、結婚式場として使われていた。白と青を基調とした気品のある洋館で、北の開拓地にふさわしい。さらに進むと、こぐま座が見えてきた。札幌を中心に活動する人形劇の一座だ。友人は子供の頃に見たので、懐かしくなったそうだ。僕もその名前を聞いたような気がする。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 03:08| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする