2019年03月02日

不適切動画の投稿(1)

 アルバイトの若者が、床にこすりつけた鶏肉を油で揚げたり、いったんゴミ箱に捨てた魚をおろして寿司にしたり、口に入れたおでんを吐き出したり、氷を床に投げたりした様子が、インターネットで拡散し、撮影をされた飲食店の客足が遠のくといった被害が出ている。
 こんなばかげたことをなぜするかと思うわけだが、インターネットのない時代だったら、いたずらした場面を写真に撮って仲間内で回覧しても、第三者の手に渡らない限り、大騒ぎにはならなかっただろう。インターネットは世界中のユーザーに開かれており、時間限定でもいったん公開すれば、確実に拡散される。現場の店舗が経済的な損害を受けるだけではなく、いたずらのつもりで投稿した本人も、社会的な制裁を受けることになる。
 最近、リテラシーという言葉がよく使われる。リテラシーとは、読み書きなどの能力を指す。最近の大学生は、満足に日本語も使いこなせないから、「日本語リテラシー」という授業が必須となっている。同じように、「ITリテラシー」の授業も必要なのではないか。インターネットの世界で、若者が被害者になることが問題となっているが、不適切動画の投稿の場合には、加害者になっているわけだから。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 22:01| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする