2019年02月06日

阿蘇から高千穂峡へ(3)

 翌朝は八時過ぎに起床。急いで大浴場で朝風呂に入る。阿蘇山は依然として雲に覆われている。朝食はおかゆとさまざまな漬け物、筑前煮、甘めの味噌汁、フルーツパンやくるみパンなどを、バイキング形式で食べた。
 チェックアウトは十時過ぎに。少し雲が切れたけれど、天気予報では阿蘇は一日中曇となっていた。期待はできないので、もし天気が悪かったら、阿蘇火山博物館で大パノラマの映画を見ようと提案した。実際に上っていくと、小雨が降り出したり、日が差してきたり、空模様は目まぐるしく変化した。
「本当は素晴らしい光景が下界に広がっているんだよ」と、僕は十五年前に訪れたことを思い出しながら言った。
 草千里に出たけれども、また雨が降り出した。とりあえず火山博物館に入り、阿蘇生成のドラマを、大パノラマの映画で見た。阿蘇の旧火山が噴出物のために陥没し、巨大なカルデラを形作った。そこに雨水がたまってカルデラ湖が生まれた。ふたたび火山活動が活発化し、湖の水は流れ下り、現在の五山が隆起したのだという。映画ではそのほか、阿蘇の祭や自然に生きる動植物が紹介されていた。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:59| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする