2019年02月01日

太宰府天満宮に詣でる(1)

 学問の神様と言えば、天神様が有名だが、祀られているのは学者である菅原道真。醍醐天皇の時代に右大臣となったが、政敵の藤原時平の讒言で大宰権帥(だざいのごんのそち)に左遷された。
 都落ちするときに道真が詠んだとされるのが、あの有名な短歌である。

 東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ

 失意のうちに配流された太宰府で没した。道真の亡骸は引いていた牛車が、動かなくなったところに埋葬され、建てられた霊廟が太宰府天満宮の始まりだとされる。道真の死後、京都で時平をはじめとする政敵が次々に変死する。これを道真の怨念のためだと恐れた朝廷は、道真を神として祀ることにした。無実の罪で死んだ怨霊を神霊として、神格化することで怒りが鎮まると考えたのが御霊(ごりょう)信仰であり、天神への信仰もその一つである。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 00:54| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする