2019年01月28日

ディーパック・チョプラの『ライフ・アフター・デス』について(2)

 天才が若くして才能を現すのも、意識が個体の枠を超えた存在に触れるからだという。また、ある時の体験が生涯の思い出になるとして、同じことを繰り返しても感動は訪れない。最初に感動したのは、意識が個体の枠をを超えて、象徴的な様相を帯びたからで、表面的な体験に感動したわけではない。芸術家はそうした元型的な感動を形に残す。残された文字や絵画、音楽を通して、人々は感動を共有できるというわけである。
 仏教が無我を主張しながら、輪廻転生を肯定している点が、現代人には理解されていない。死ぬことで個性は破壊されるから無我である。しかし、生前に蓄えた業(カルマ)は潜在的な影響力を死後に残し、輪廻転生につながるという。
 意識が脳に依存しないとしたら、肉体の死後もしばらくは個性を保つと考えられる。人生を一度きりではなく、肉体の死後にも続くなら、たとえこの人生で成功をつかめなかったとしても、自暴自棄になる必要などない。人生を超えた成長というものも考えられるからである。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:50| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする