2019年01月17日

南海トラフ巨大地震

 地震予知はまだ実証科学の域に達していないと言われる。地震を発生を予測させる前兆が、地震以外の前兆、たとえば火山噴火の前兆だったりするからである。また、大地震の規模が大きいほど、発生が先延ばしになる傾向がある。
 大地震の前兆は、継続時間が長いほど、発生する地震の規模は大きいとされる。地震発生が近づくと、突然、嵐の前の静けさが訪れ、ほどなく発震する。ただ、いったん静穏化しても、発震することなく前兆が再び出れば、地震の発生は延期され、予想される地震規模は大きくなる。
 複数の地震予知サイトが、大地震の発生を予想した場合、警戒をした方がいいだろう。現に紀伊半島や房総半島の先端で、群発地震やスロースリップが起きている現状を鑑みれば、南海トラフ巨大地震の発生は切迫していると見た方がいい。
 すでに国内外の地震予知サイトが、南海トラフ巨大地震の発生を予測している。東南海地震が発生した場合、安政東海地震以来、160年以上発生していない東海地震を誘発しかねない。予測される地震規模は、単独の発生の場合、マグニチュード7以上、連動した場合はマグニチュード8以上になるだろう。
 地震そのものの被害に加え、大津波の発生が危惧される。浜岡原発、伊方原発、川内原発が全電源喪失しないように、高台に電源車を待機させておく必要がある。津波の被害は南日本の太平洋沿岸に及ぶと考えられる。
 盲点として恐れられているのは、震源からやや離れた東京で、高層ビルが長周期地震動によって共振を起こすことである。最悪の場合は、高層ビルも損壊する恐れがある。また、東京湾の津波は4メートル程度とされるが、河川を逆流して内陸部まで浸水しかねない。駒込の六義園まで津波が来たことを、大半の人は知らないだろう。荒川沿いの0メートル地帯も、津波が発生した場合は、すみやかな避難が必要だろう。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 04:22| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする