2018年11月07日

大山は「おおやま」にあらず(10)

 米子駅に戻ってきた。特急やくもに乗って、玉造温泉駅で降りた。ホテルの車が迎えに来てくれていた。荷物を部屋に下ろすと、すぐに地下の料亭に向かった。ここはきれいに改装されていて、職員のもてなしも感じよかった。
 料理もなかなかしゃれている。食前酒は島根ワイン。アスパラガスの入ったこだわり豆腐、鯛と鰹の刺身。白魚の柳川風は、薄口の醤油味でとても甘かった。ポークの陶板焼きは、肉汁のうま味がたまらない。
 びっくりしたのはのどぐろの煮付け。甘露煮のように濃口醤油でトロトロに甘く煮てあった。単品だと3500円もする料理だが、のどぐろは鯛に似ているから、塩焼きにした方がよほどおいしいだろう。出雲蕎麦のそばつゆもかなり甘かったし。
「これは九州の味だよ。山口も福岡と同じだったけど。鳥取はこんなに甘くなかったのにね」と友人が言った。
 あとはご飯に、しじみ汁、デザートはくず餅とマンゴープリンだった。今夜はビールも飲んだ。
 ロビーから見える中庭は、和洋折衷で奥に岩をあしらい、手前は横並びでライトアップされた噴水。なかなかしゃれている。浴室は広くて豪華だったが、泉質は透明であまり特徴がない。赤や緑、白の瑪瑙を埋め込んだ浴槽が、癒しをもたらしてくれそうだった。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 00:29| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする