2018年10月18日

『ビーバップ Bebopとその周辺』(ePub)

 ビーバップBebopとは、1940年代に起こったジャズのスタイルで、神業とも思える速さで原曲をアレンジし、即興演奏するジャズの一派です。チャーリー・パーカーをはじめとするミュージシャンのアルバムについて、恣意的な好みで選んだエッセイ集です。これを読んで好きなアルバムを、ぜひ見つけて下さい。
 以下のリンクからダウンロードできます。
Bebop.epub

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。

 ブラウザからePubを開く場合、Edgeならプラグインなしで読めます。Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにも対応しています。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。
 

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:57| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月17日

高野邦夫詩集『寒菊』(pdf)

 高野邦夫が1962年(昭和37)2月に、五月書房から出版した処女詩集『寒菊』を電子書籍化したものです。恋愛から失恋、工員の生活、妹への思い、やがて訪れるはずの死について描いています。
 1928年(昭和3)に生まれた高野邦夫は、太平洋戦争末期に予科練に入隊し、復員後は自動車工場の工員を経て、日本大学に入学、卒業後は中学、高校の教員として働きながら詩作を続けました。日本詩人クラブ、俳人協会の会員でした。1997年(平成9)に敗血症で亡くなりました。

今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。
 ePubではWindows10のバグで、縦書きの―(ダッシュ)が横向きになってしまいましたが、pdfではダッシュの部分は罫線で表示し、問題を回避しています。当初のePubでの誤植も直しています。
 以下のリンクからダウンロードしてください。
kangiku.pdf

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。

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posted by 高野敦志 at 00:54| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月16日

塔田創の『平成うろ覚え草紙』

 谷崎潤一郎は小説の中に、現実には存在しない書物を引用するように見せかける手法で、『武州公秘話』と『春琴抄』を書いている。勿論、本物らしい擬古文も作って、わざわざ注釈までつけている。これは小説というフィクションの枠組みの中で行った谷崎流のレトリックなのである。
 今回紹介する『平成うろ覚え草紙』は、安政七年に歌川芳細(よしこま)という絵師によって書かれ、幕府に発禁扱いされた古書が、大学の文学研究センター所属の教授によって現代語訳されたというスタイルを取っているが、実はこれも偽書を作っている点で、谷崎がやったことに近い。ただ、こちらは小説ではなく、世にも珍しい古書が発見されたと、読者を担ぐために書かれたのである。原文と現代語訳を併記するのではなく、現代語訳しか載せていないのは、塔田氏がイラストレーターで、江戸時代の草紙を模倣する点に力を入れているためだろう。
 草紙には歌川芳細がタイムトリップして、平成の世の風俗を江戸時代の人間の目で見たという絵が、いかにも当時の草紙らしく描かれている。その凝りようは、絵の説明に変体仮名を用いている点にも表れている。江戸時代の草紙を普通の人が読めないのは、当時は漢字の草書体を仮名とした、多数の異体字が存在したからである。
 冬至老神は、恵比須様のような神が、大きな袋を背負って、角の立派な鹿に乗っている。これはサンタクロースのことだろう。雪板滑はスノーボード、南瓜祭はハローウィン、揚蕎麦はインスタントラーメン、男の妓楼はホストクラブといった具合で、絵と説明から現代の何に当たるか当て物をするといった趣向である。
 精巧に作られているので、途中まで本物の草紙だと、僕自身も騙されていた。でも、余りに出来過ぎているから、途中でおかしいと気がついた。何で騙されたかというと、実在する絵師歌川国芳の「東都三つ股の図」に、東京スカイツリーらしきものが描かれていると、話題になったことが頭にあり、歌川芳細という架空の絵師と実在する国芳を混同していたからである。


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