2018年06月26日

MQA-CDのリッピング(2)

 MQA-CDに関しては、不明な点が多い。リッピングのソフトウェアによっては、mqaのハイレゾの部分がflacの可逆圧縮の際に除かれてしまうのではないかという疑念が残っているからだ。本来なら、mqaがデコードできるDACがあれば、flacファイルのmqaの部分がデコードできているか確認できるのだが、ソニーのWAlkMANではmqaに対応しているものの、ファイルにmqaの情報が組み込まれ、かつデコードできているか確認する方法がない。
 その問題に関して、Twitterで知り合った方から、リッピングの方法について教えていただいた。以下の方法なら、確実にmqaの情報を組み込んだflacファイルができ、DACでもデコードが確認できたというのだ。実際にその方法に則ってファイルを作成したところ、異次元と思われるほどクリアーな音声が再生された。
 リッピングにはExact Auio Copy(http://www.exactaudiocopy.de/en/index.php/resources/download/)を用いる。Windows10 64bit版でも動作が確認されている。ダウンロードしてインストールしたら、起動のチェックは外して日本語化する。詳しくは「リッピングソフトExact Audio Copy(EAC)のインストール&日本語化手順」(https://howto-it.com/eacinstall.html)を参照するといい。
 ただ、Exact Auio Copyはそのままでは、wavなどを生成するが、flacには対応していない。アルバムや曲名などのタグを埋め込むことを考えると、flacの方が実用的である。それにはExact Auio Copyに、flacのエンコーダーを組み込む必要がある。それには「Exact Audio CopyでCDから音楽をFLACで取り込む方法」(http://michisugara.jp/archives/2011/eac_flac.html)を参照した。
 あとは、flacに可逆圧縮するときの設定だが、圧縮率は5にする。「追加のコマンドラインオプション」で「-5 %source%」のように打つ。上記のページで「トラックごと個々のFLACファイルにしてリッピング」の手順に従えばいい。
 ファィルができたら、拡張子を〜.flacから〜.mqa.flacに変更して、再生する機器に転送して、自分の耳で違いを味わってみよう。


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2018年06月25日

MQA-CDのリッピング(1)

 mqaファイルは優れた透明感のある音質を持ちつつ、CD音質のファイルと同等の大きさしかない。WALKMANのAシリーズ以上を持っているなら、すぐに聴くことができる。僕の場合は、e-onkyo(http://www.e-onkyo.com/music/)からダウンロードした。
 最近、MQA-CDというのが発売されたが、リッピングでつまずいていた。どうやら普通のプレーヤーでflacに可逆圧縮しても、折り紙状にたたみこまれたmqaのハイレゾ部分を、除外してしまうようなのだ。John coltraneのSay itを通常のCDでflacに可逆圧縮したら24.6M、MQA-CDの場合も同じ数値だった。MQA-CDは対応していない機器では、通常のCD部分しか読み込まない。音質が良くなったと感じたのは、ディスクがUltimate HQCDだったからなのだろうか。
 MQA-CDをリッピングするには、dBpoweramp Music Converter(https://www.dbpoweramp.com/dmc.htm)など、特別なソフトが必要だという。インストールしてリッピングしてみたが、Say itのファイルは24.6Mで、Music Center for PCでリッピングした場合と、容量的には全く同じ。徒労感が漂ってきた。
 また、たとえうまくリッピングできたとしても、ソフトウェアでは88.2kHzまたは96kHzまでしかデコードできず、専用の機器がなければ、176.4kHzまたは192kHz以上で再生されない。したがって、mqaに対応したオーディオ機器を持たず、WALKMANなどで気軽に楽しむ場合には、MQA-CDは買わずに、mqaファイルをダウンロードすればいいということになるのか。もしくは、WALKMANにはアップサンプリング機能がついているので、mqaにはこだわらず、Ultimate HQCDなどの高音質CDをリッピングして、WALKMANで聴けばいいということなのだろう。MQA-CDに対する幻想が吹っ飛んでしまった。


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2018年06月23日

葛飾柴又帝釈天

 葛飾柴又は東京の東部で、早稲田辺りからでも一時間かかる。押上に出てから京成押上線で青砥に出て、高砂で金町線に乗り換え、一駅で柴又に着く。かつてここは江戸のある武蔵国ではなく、下総国葛飾郡に属していた。
 山田洋次の映画『男はつらいよ』の舞台である。僕は四半世紀ぶりに訪れた。駅前にはかつてなかった、車寅次郎と妹さくらの像が立っていた。その先はすぐに柴又帝釈天、正式には経栄山題経寺の参道である。映画でよく見た風景である。
 右手には「とらや」がある。寅次郎の実家という設定で、当初は映画の撮影に使われたが、五作目以降はスタジオでの撮影に切り替えられた。さくらの夫、博が勤める印刷所は現実には存在しない。今回は足を運べなかったが、「葛飾柴又寅さん記念館」には撮影に使われたスタジオセットが再現されている。
 参道を歩いてみたが、思ったほど広くない。団子屋や佃煮屋、土産店が軒を連ねた正面に、柴又帝釈天がある。二天門をくぐって帝釈堂が見えるが、これも映画の冒頭におけるワンショットである。帝釈天が祀られているわけだが、日蓮宗の寺院であるから、隣の祖師堂の大曼荼羅が本尊である。奥には邃渓園(すいけいえん)と呼ばれる見事な庭園がある。
 平日の午後だったので、参拝客の姿はまばらだった。二天門を撮影していると、参拝に訪れた婦人に声をかけられた。
「今日は写真を撮るのにはいいわね。人の姿が写らないから。寅さん記念館にも行ったけど、すいていたから三時間ぐらい見てしまったわ」


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