2018年05月31日

地獄もいろいろ(3)

 いよいよ地獄巡りである。最初に訪れた白池地獄は、白濁した温泉である。何だ、そんな温泉なら入ってみたいと思うかもしれない。色が青みを帯びた白であるのは、池に出て温度と圧力が下がったためだという。ちなみに、噴出時には95度もある。
 金竜地獄は共通の観覧券は使えず、現在は閉鎖されているらしい。僕が訪れた時は、喉にいい蒸気を吸ったり、しょっぱい温泉を飲んだりした。湯けむりが上がる池や、噴気の脇に立つ青龍、地獄の釜、地蔵菩薩に阿弥陀如来など、地獄をイメージさせるアトラクションの要素があった。
 鬼山地獄は赤鬼の巨像が立っている。でも、鬼の顔はどこかコミカルで、禍々しい感じは乏しい。温泉熱を利用してワニがたくさん買われている。どういう趣向か、ちょっと理解できなかった。
 かまど地獄というのは、温泉の噴気でお供えのご飯を炊いたことから名づけられた。地獄の一丁目から六丁目まであり、泥の混じった温泉が、坊主頭のように噴き出しているのが印象的である。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 03:49| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする