2018年04月20日

しまなみ海道は尾道から(1)

 弥山の登山はやはりきつかった。特に下りの石段で、膝の関節を痛めてしまったみたいだ。階段を一段下るにも痛みが走る。全身の疲労も激しかった。その夜は宇品島のホテルに泊まった。広島駅からは路線バスに乗るより、ホテルの送迎バスを利用した方がいい。混雑した道を避けて進むので。宮島から直行の船も出ていたのだが、最終便に乗ることはできなかった。
 さて、翌日は尾道に出ることになっていた。どうして尾道か。坂の町として知られ、文化人に愛された独特の雰囲気があるから。また、本四連絡橋で島々を結ぶしまなみ海道も、尾道を起点としている。起床するとすぐに、ホテル室内の浴室に入り、浴槽に体を肩まで浸した。足の筋肉をもみほぐしたら、少し楽になった気がした。下方には港の岸壁の先に、晴れ上がった瀬戸内海が見える。
 朝食を終えて、チェックアウト。十時前の送迎バスに乗り広島駅へ。新幹線のこだま号に乗り、三原駅で降りた。新尾道駅は市内から遠いので、三原駅から山陽本線で尾道駅に出るのが正解である。到着してすぐに、海岸沿いのレンタルサイクル店に向かう。予約してあったので、電動自転車が借りられた。かなり前に試乗したことはあるが、本格的に乗るのは今回が初めてだった。オートマティックにしておけば、必要な場合に電気を使い、下り坂では逆に充電もできる。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:44| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする