2018年04月21日

しまなみ海道は尾道から(2)

 電動自転車で尾道旧市街から見るのと思っていたら、友人はしまなみ海道の方を先に行きたいと言った。とはいっても、今日の夜には帰らなければならないので、サイクリングは時間の許すところまででUターンすることとになる。
 ただ、しまなみ海道といっても、自動車と自転車では通る道が異なる。自動車は有料の自動車道を走るのに対し、自転車は一般道を進んでいく。入口からして異なる。自動車は新尾道大橋を渡るのに対して、向島(むかいしま)に渡るのは昔ながらの渡し船である。
 この向島は最近、しまなみ街道沿いに松山から脱走してきた囚人が潜伏していることで有名になってしまったが、それは今回の旅が終わってからの事件である。島の名前は尾道の向かいにあるところからついたのだろうが、もともとは七つの島だったものが、走っていた瀬戸がつながって一つになったのだという。道理で平坦でだだっ広いわけである。(つづく)


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2018年04月20日

しまなみ海道は尾道から(1)

 弥山の登山はやはりきつかった。特に下りの石段で、膝の関節を痛めてしまったみたいだ。階段を一段下るにも痛みが走る。全身の疲労も激しかった。その夜は宇品島のホテルに泊まった。広島駅からは路線バスに乗るより、ホテルの送迎バスを利用した方がいい。混雑した道を避けて進むので。宮島から直行の船も出ていたのだが、最終便に乗ることはできなかった。
 さて、翌日は尾道に出ることになっていた。どうして尾道か。坂の町として知られ、文化人に愛された独特の雰囲気があるから。また、本四連絡橋で島々を結ぶしまなみ海道も、尾道を起点としている。起床するとすぐに、ホテル室内の浴室に入り、浴槽に体を肩まで浸した。足の筋肉をもみほぐしたら、少し楽になった気がした。下方には港の岸壁の先に、晴れ上がった瀬戸内海が見える。
 朝食を終えて、チェックアウト。十時前の送迎バスに乗り広島駅へ。新幹線のこだま号に乗り、三原駅で降りた。新尾道駅は市内から遠いので、三原駅から山陽本線で尾道駅に出るのが正解である。到着してすぐに、海岸沿いのレンタルサイクル店に向かう。予約してあったので、電動自転車が借りられた。かなり前に試乗したことはあるが、本格的に乗るのは今回が初めてだった。オートマティックにしておけば、必要な場合に電気を使い、下り坂では逆に充電もできる。(つづく)


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2018年04月18日

厳島神社と弥山(9)

 あとは麓に向かって下りていく。とにかく石段続きなので、次第に足の筋肉が痛くなってきた。岩肌が大きく露出し、滝が流れ落ちている。厳島神社も見えてきたが、三十分で下り切るのは難しそうだった。こんな時間に上ってくる外国人や日本人の若者がいた。もうすぐ日が暮れるというのに、山を甘く見ているに違いない。
 谷川をはさんで向かいに大聖院の伽藍が見えてきた。ただ、橋がないから直接渡る方法はない。下りきったところで、また石段を延々と上っていかなければならない。すでに五時半を回っていたから、拝観時間は終わっているかと思っていたが、やはり山門は閉まっていた。御成門の奥には、勅願堂、観音堂、八角堂、摩尼殿、大師堂などがある。ここも参拝したいと思っていたのに残念である。ただ、山頂近くにあった霊火堂や弥山本堂、三鬼堂、大日堂なども大聖院に属するので、伽藍の一部は拝観したことになる。
 ここは空海が開いた真言宗の寺院で、鳥羽天皇勅命の祈願道場だった。本尊は豊臣秀吉の念持仏だった波切不動明王像である。また、ダライラマ十四世が開眼した、チベット仏教様式の弥勒菩薩像も祀られている。
 ようやく下山したときには、日没の時刻になっていた。潮はすっかり引いており、砂地に人や鹿の姿があった。水面は夕日を浴びて輝き、大鳥居は黒いシルエットとなり、迫り来る夜の訪れを待ち構えていた。ロープウェイの運休で、今回は厳島神社の本殿や、弁財天を祀る大願寺には参拝できなかったが、こんな美しく雰囲気のある日没を撮影できたのは感激だった。


厳島神社.JPG



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