2018年04月28日

神示

 今は昔、薩摩國に一人の~官あり。夜更けて本殿にて鎭護國家を祈るに、~鏡にご尊顏を認めたり。御氣色安からざるを懼れ、伏して神託を冀ふ。

〽日の本に蔓延る惡を淨めなば 滾る怒りが軈て鎭めむ

 畏みて~意を伺ふに、惡とはこれ則ち奸臣也。怒りとは虐げられし奴婢の心也。もし衆生除かずんば、我水火の力以て滅ぼさむと。
 子細を問ふに

〽~の道弘めし佛 毀ちたる國賊をこそ許すまじけれ

 唆されし衆生も地獄の業火に燒かるべし。但、奸臣除きて罪を悔い、~前に佛も祀らば許さむと。~官、御心の平安ならむことを願ひ、佛國土を再興せしむる約定として、不生不滅の達磨を含みたる阿の一字眞言を、氏子に唱ふることを説くとなむ語り伝えへたるとや。


 iTunes Storeのpodcastから、ショートショートを多数集めた超短編集『夢現万華鏡』が無料でダウンロードできます。下記のリンクからたどってください。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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写真とエッセイ『大井川鐵道の旅』(pdf)

 静岡県の大井川鐵道は、蒸気機関車の走る本線と、ダム建設のために作られたトロッコ列車が走る井川線からなり、鉄道マニアには見逃すことができない路線です。特に井川線は、日本唯一のアプト式区間を持ち、奥大井湖上駅など、絶景の秘境駅がある野趣あふれた路線です。また、周辺の寸又峡はダイナミックな渓谷に、長い吊り橋がかかり、森林鉄道の廃線跡も残る秘湯のスポットです。「大井川鐵道と寸又峡」ほか3編の鉄道関連のエッセイを、多数の写真とともに収録しました。
 今回はパソコンですぐに開けるpdfで提供いたします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。約3メガありますので、通信速度が遅い場合は時間がかかります。
 以下のリンクからダウンロードしてください。
ohikawa.pdf

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。大部分のパソコンにインストールされているAdobe Readerで読むことができます。

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posted by 高野敦志 at 00:43| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月27日

文章上達の基礎技術(2)

 一方、文章表現の授業を受ける学生の中には、小説を書きたいとか文学賞を取りたいという学生もいる。その基礎練習としては、先述の日記を書くことが大いに役に立つのだが、文学愛好者が陥りがちな文学臭のある文章を避けるためには、谷崎潤一郎や丸谷才一などの『文章読本』を研究したり、名作とされる小説を数多く読むほかに、実作を試みるといい。ただし、天才でない限り、長編など書けるはずがないし、短編では完璧さが要求される。星新一みたいなショートショートだって、驚きや笑い、悲哀の感情を、読者に呼び起こすのは容易ではないし、そもそも他人が素人の小説を読み通してくれるかどうか?
 基礎的な小説の技術を得たければ、300字小説という、ショートショートより短い小説を書くといい。最小限の場面展開において、磨かれた言葉で世界を構成するのは、かなり高度なことだと実感するはずだ。ただ、分量が少ないだけに完璧さを狙うことは可能だ。うまく出来たと思ったら、実際にブログで発表してみよう。技術が多少でも上達すれば、アクセス数は増えてくるし、読者からの反応も得られる。
 それ以上長い小説を書くためには、人称の問題や、視点人物と対象人物、緩急の問題、風景や心理の描写、会話文など、さまざまな技術が必要となる。それを知るには作家が書いた『小説作法』が参考になる。とはいっても、必ずしも役に立つとは限らない。手の内を明かしたくないので、それぞれの問題の相互関係が明らかにされず、断片的にしかヒントが得られない場合も多い。
 そもそも、天才的な作家の方法が、初心者の役に立つかどうか分からない。天才的な作家ほど、自ずと素晴らしい作品が描けてしまうので、暗示的な表現でしか教えてくれず、「一を聞いて十を知る」者しか相手にしないからである。要するに、技術が習得できるかどうかは、示唆された糸口をつかめるかどうかにかかっている。
 その反対に、書く小説はあまり面白くなくても、小説講座で教えている講師の方が、自身も努力しているだけに、創作法をよく研究していて、初心者に順序立てて教えることが上手だったりする。選手としては浮かばれなくても、コーチとしては優秀な場合があるのだ。
 現在、大学で創作の授業を受け持っている一流の作家は、創作を学びたい学生にとっては、師として最適なのではないか。半期の15回の授業の中で、段階的に技術を説明していき、学生の技術を少しでも向上させなければならないからである。ろくに準備もせずに、行き当たりばったりにしゃべっていたら、無記名による学生アンケート調査で、ショッキングなコメントをされて、自尊心がズタズタにされてしまうだろうから。


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