2018年03月22日

厳島神社と弥山(1)

 今回の旅では、原爆ドーム前から広島電鉄の路面電車、宮島口行きに乗った。宮島口の駅はJR山陽本線にもあるが、多くの駅がある広島電鉄の方が庶民の足になっている。本線から宮島線に入ると、もっぱら専用軌道となる。プラットホームも路面電車というより、鉄道の駅らしくなる。海岸線をトコトコ走るので、時間に余裕があるなら広島電鉄の方がお勧めである。ただ、急いでいるんだったら、駅の多さにイライラしてしまうかもしれない。
 途中からは山陽本線と、ほぼ平行して走っている。広電宮島口駅に到着した。駅前に出ると、奥の方に山陽本線の宮島口駅が見える。宮島に渡る航路には、JRと松大汽船のものがある。厳島神社の大鳥居まで接近してくれるのは、JRのフェリーの方である。今回はそちらに乗ることにした。松大汽船は直行するので所要時間が短く、運航する船便の数が多いのだが。
 ゆっくりと厳島神社に近づいていく。鳥居の辺りは海水に満たされているが、朱塗りの社殿の下はすっかり潮が引いていた。厳島神社が海から浮かび上がったように見えるのは、やはり満潮の時である。厳島神社は推古天皇の時代に創建されたとされるが、現在の社殿の形を造らせたのは平清盛である。海の上に建てられたので、床板は固定されいない。台風の時などは浮かび上がることで、社殿の倒壊を防ぐ仕組みとなっているのだ。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:10| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする