2018年03月19日

広島と原子爆弾(1)

 僕は今までに三度広島を訪れている。最初は1979年高校の修学旅行で、次は1996年、そしてつい最近(2018年)である。それぞれ訪問した場所が異なるから、それらを組み合わせて、広島についての印象をまとめてみようと思う。
 最初の訪問は四十年近く前のことであり、記憶も断片的にしか残っていない。ただ、古い日記が残っていたので確認してみたが、ろくなことが書かれていない。修学旅行に出発する前、高校で「はだしのゲン」のアニメを見せられた。原爆投下の瞬間、人々が放射線に焼かれ、眼球が溶けていく場面があった。十六歳の少年だった僕には、とてもショッキングだった。
 その瞬間、他のクラスの男子生徒が、バカにするような笑い声を上げた。それを見た男性教諭が、「許せない」と思ったのだろう。力任せに生徒の頬を平手打ちにした。パシッという大きな音が、あの衝撃的な映像と重なったため、いまだに鮮明な記憶として残っている。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 03:47| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする