2018年03月16日

『ビーバップとその周辺』(pdf)

 ビーバップBebopとは、1940年代に起こったジャズのスタイルで、神業とも思える速さで原曲をアレンジし、即興演奏するジャズの一派です。チャーリー・パーカーをはじめとするミュージシャンのアルバムについて、恣意的な好みで選んだエッセイ集です。これを読んで好きなアルバムを、ぜひ見つけて下さい。今回パソコンですぐに開けるpdf形式でアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードできます。
Bebop.pdf

 iTunesからダウンロードする場合は、マイミュージック→iTunes→iTunes Media→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。大部分のパソコンにインストールされているAdobe Readerで読むことができます。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 21:20| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ぼくがダライラマ?(41)

 ぼくが驚いたのは、自分の素性が調べ上げられていること、チベットでは軽視されている古派の密教が、ポタラ宮の裏手の神殿で、絵画の形で密かに伝えられてきたということだった。これを描かせたのは、正式に口伝を授かった者が、ポタラ宮の中にいたということだ。また、それは一般に知られてはいけないことであるため、池に囲まれた神殿の内壁に描かれていたということだ。
「猊下がダライラマに選ばれた意味がお分かりですか」
 摂政がなぜぼくをここに連れてきたか、何となく分かった気がした。ダライラマとして生きることに抵抗しているぼくに、納得させようとしているのだ。隠されていなければいけない秘密を、ぼくと分かち合うことで、共犯の意識を植え付けようとしているのだ。
 壁にはヨーガを行う上での種々の体位や印の結び方、その際に観想すべき仏の姿まで示されていた。自らの分身を現出させたり、頭頂から体外へ抜け出したり、死者をよみがえらせたりする秘法までが、惜しむことなく明かされていた。壁画は宝石を砕いた顔料で描かれていたので、灯を近づけるとその部分だけが浮かび上がり、目を閉じても鮮やかな色が瞼に浮かび上がるのだった。(つづく)


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posted by 高野敦志 at 00:47| Comment(0) | 連載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする