2018年02月25日

臨死体験の瞑想「イントゥ・ザ・ライト」(3)

 第二部も冒頭は同じである。力を抜いてリラックスしたら、自分の内部に振動を感じる。非物質的なエネルギーの周波数を上げることで、「体外離脱」の状態に移行するのである。まあ、実際に離脱することはごくまれだから、自己暗示でその状況を想像すればいい。
 部屋に光の存在が現れたとイメージしよう。それは自分自身のガイドである。目の前に幻像の片鱗が見えたら、それを光のトンネルに変える。ガイドに導かれる形で、トンネルをくぐって非物質的世界に移動するのである。
 トンネルの向こうには、緑の庭園が広がっている。テーブルの上には、大きな本が置かれている。そこには自分自身の人生が記されている。ページを開くと、人生で重要な場面が現れる。ここでは、その体験から何を学んだか、自分に問うことが求められる。面白く感じたのは、当時の場面が再現されると、自分自身の視点、関わった相手の視点、その場面を俯瞰する視点という三つの立場から、追体験できるという点である。
 仏教によれば、悪業によって地獄に堕ちた人間は、閻魔大王の前で浄玻璃の鏡の前に立たされる。嘘をついても、生前の行いがすべて映し出されてしまうという。キリスト教でも地獄が説かれるが、実際の臨死体験では、意識の肉体からの離脱はあっても、お花畑など楽園のイメージが現れることが多い。罪を犯した人間の場合には、自らを罰する意識が、地獄のような幻影を見させるらしい。だから、殺人などを犯していない場合は、恐れる必要はないようである。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:56| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする