2017年12月03日

阿寒湖畔に日は落ちて(2)

 釧路市湿原展望台は、道道五三号線沿いにある。西洋風の城をイメージした茶色い建物。入館は有料で五百円ほどかかる。しかも壁と林で視界が遮られている。中には「水の大地」釧路湿原を再現したジオラマや、ライブ映像も見られるようだが。
 ただ、ガラス過ごしではなく、肉眼で観察したいと思っていたら、サテライト展望台というのが遊歩道の先にあるのを知った。広葉樹の林の中をしばらく歩くらしいが、なかなか視界が開けてこない。
 展望台に到着した。以前に釧路湿原を訪れたのは、二十年ほど前のことだった。どうも記憶していたイメージとは異なる。それもそのはずで、細岡展望台とは反対方向から、湿原を見ているからだった。ここからだと、視界は開けていても、地平線も川の流れも見えない。しかも、南側には釧路市街の住宅地や煙突が見える。ちょっと絵にならない感じだ。
 写真とビデオで撮影。元来た道を戻らずに、順路を一周することにした。谷に下りていき、つり橋を渡り、山道を上って元の場所にたどり着いた。登山しているように汗ばんだ。元の茶色い建物が見えてきた。あとは阿寒湖を目指してひた走りする。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 04:47| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする