2017年11月09日

William Buhlmanの『体外離脱テクニック』(4)

 三番目の方法は「カウント・タウン・グローブ」。頭の上に白い光の珠を思い浮かべる。ただ、その位置に関しては疑問が残る。体を横にした場合、額の上ということになる。そこに数字を思い浮かべ、数字の数が減るごとに深い瞑想状態に移行し、最後は意識を白い光の珠と一体化して、体外離脱をするというものである。寝ながら額の上の球に視覚化するのは難しくない。
 一方、椅子に腰掛けて瞑想する場合、額の前方は頭の上とは言えない。頭頂に意識を集中し、サハスララ・チャクラに働きかけるのが、チベット仏教の「ポア」(転識)の方式で、頭頂から意識を抜くことが、死の直後に悟るには必要だとされる。仏の代わりに光の珠を頭頂に思い描き、その中に数字を視覚化するのは、初心者には難しいのではないか。
「カウント・ダウン・グローブ」は、視覚化した球に意識を集中し、白い球となって体外離脱する方法だが、数字が小さくなるにつれて追い詰められていく。その切迫感で体外離脱を目指すわけだが、不眠症の人に羊の数を想起させるのと同様に、たちまち睡魔に襲われてしまう。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 04:53| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする