2017年11月07日

高校の同窓会

 先週、三十数年ぶりに高校の同窓会に参加した。実は、十年前に一度、クラス会に参加したことはあったのだが、同じ年の卒業生全体の同窓会に参加したのは、今回が初めてだった。
 クラス数は10だったので、卒業生は400名前後で、同窓生の参加者は約100名だった。30数年ぶりの同窓会に、卒業生の4人に1人が参加した計算になる。この集まり具合をどう見るか。10代の若者が50代になって、よくこれだけ集まったものだと思った。転居や住所変更で、連絡がつかなくなっている人も多かったらしいが。
 さて、ホテルの大広間を借り切って、会は5時間も続いた。クラス会では会えなかった、他のクラスの人や、中学、高校と同じ学校に通った人にも再会した。名前を見れば思い出せるが、余りの容貌の変化に、通りで擦れ違っても気がつかないだろう。まだ若さが残っている人もいたが、初老といった感じの人もいた。年の取り方は人によってかなり違っていた。頭の中にあるイメージは、10代のままなのに、初老となった姿を見て、「悪い魔法にかけられて、若者がいきなり白髪頭になってしまった」ような印象を受けた。
 ただ、話し方や性格はその頃と余り変わらないから、しゃべっているうちに、当時の感覚がよみがえってきた。30数年という時間の隔たりは残酷であるが、青春時代と初老の時代を行き来しているような感覚に襲われた。そして、皆すごい乗りだった。あの高揚感は一体何だったんだろう。
 五年後の再会を約して別れたが、こういうのは他の高校でもあるのだろうか。それとも、よほどいい学校だったからか。とにかく、平成の忌まわしい世相と違って、昭和の若者は青春を謳歌していたから、すべてが可能に思われた時代を懐かしく思っていたのか。

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 03:28| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする