2017年10月22日

小海線と松原湖(1)

 小海線には間に合った。ディーゼルカーに乗り込んだ。野辺山駅を過ぎて、JR線の最高の標高地点を示す看板が目に入った。それからぐんぐん標高を下げていく。清里の次の甲斐大泉駅で下車。その夜泊まったのは、八ヶ岳ロイヤルホテル。夕食を終えたあと、屋上天文台で星空の観察会があった。コートを着て屋上へ上った。友人と震えるほどの寒さだった。
 屋上の一角がドームとなっており、そこに置かれた天体望遠鏡から、木星の観察を行っているとのこと。本来なら天の川も観測できるほどなのだが、今日は満月に近い月が照っているので、見える星の数は都会と大して変わらない。そこで、今日は木星に限って見てもらうことになったそうだ。
「ただ、風があるんで、木星の縞模様までは観測できないんですよ。四つの衛星が縦に並んで見えると思いますが」
 解説のあと、順番に見せてもらった。僕の番になった。中央には白っぽいぼやけた形の天体が見えたので、僕は思わず「月ですか」と言ってしまった。その後、自分が口にしたことの阿呆らしさに失笑してしまった。四つの衛星は確かに見えた。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 05:00| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする