2017年09月27日

「んみゃーち」の宮古島(16)

 帰路はサトウキビ畑の間や、珊瑚礁が見える高台の道を走った。熱帯植物園で宮古馬の写真を撮ったりした。本土の在来種と同じで、小柄で素朴な馬である。平良港に入るところで、ユースホステルのペアレントのおばさんが、車の中から手を振ってくれた。
 五時に戻ると伝えておいたのに、もう五時半になっていた。「すぐに戻ります」と言って別れた。みやげ物に古酒を買い足した。ユースホステルに着くと、一階には誰もいなかった。先ほど手を振ってくれたのは、別れの挨拶だったのだろうか。自転車の鍵を返して、
電話でタクシーを呼んだ。玄関で待っていると、おばさんが帰ってきた。
 お礼を言った後、東平安名崎であったことを話すと、おばさんはいろいろなことを教えてくれた。台風の時など、岬の南側のしぶきが北側の崖下まで飛んでいくのだそうだ。海水も飛んでくるため、宮古島では自動車の持ちが悪く、外側とエンジンから錆びていくということだった。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:35| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする