2017年09月24日

「んみゃーち」の宮古島(15)

 東平安名崎は東京まで1843キロ、ソウルまで1434キロ、台北まで403キロ、那覇まで279キロ、石垣までも140キロある。ここは東シナ海と太平洋の流れがぶつかり合う所。沖は凪いでいるのに、打ち上がる波しぶきがすさまじい。一つ一つの波が芸術的で個性を持っている。
 風の向きと強さ、いくつの波を呑み込んだかによって、規模、盛り上がり方、砕ける際に噴き上げる飛沫の散り方も変わってくる。沸き立つ泡の中には海水と風、削り取られた岩の破片も混じっている。ここは海と陸地がせめぎ合う所。目には見えない速さで、海は確実に岬を削り取っていく。
 灯台の上に登ってみた。南西側の太平洋から波が打ち寄せてくる。岬の北側は比較的穏やかで、珊瑚礁の手前で波は砕けて、その上を白い泡が滑っていく。ところどころに大岩が小島のように点在している。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:17| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする