2017年08月02日

御嶽は神々を祀る杜(1)

 那覇の沖縄国際ユースホステルは、一見するとホテルのようである。夕食を洗濯をしてシャワーを浴びた後、東京から来た青年と国際通りに食事をしに行った。初めて会った人と気軽に話せるのが、ユースホステルのいいところである。まあ、その頃は三十代半ばで、気分はまだ若かったから。
 今日もよく晴れている。那覇バスターミナルへ行き、知念村役場までバスに乗った。向かったのは斎場御嶽(せーふぁうたき)。ここは沖縄開闢(かいびゃく)の神「あまみきょ」に創成され、琉球の古謡集『おもろそうし』には「さやはたけ」として謡われ、歴代の琉球国王が、知念、玉城(たまぐすく)、久高島とともに、「あまみきょ」の霊地として巡礼していた。女性の最高位にあった神官、聞得大君(きこえおおきみ)が参籠した聖地でもあった。
 樹林の中に巨石がそびえ立ち、東南海上にある久高島を遥拝するための拝所(うがんじゅ)もある。そこは今も沖縄の人々の信仰を集めている所で、先ほどもお供え物を持った家族がお参りに行ったのを見た。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:18| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする