2017年08月31日

Hemi-Syncで心と体の若返り(1)

 ロバート・モンローは脳波誘導と、言葉による誘導を組み合わせて、変性意識を体験させるプログラムを作成した。代表的なものが《ゲートウェイ・エクスペリエンス》である。すでにこれを体験している人なら、《Hemi-Syncで心と体の若返り》は、何らかの効果を感じることができるだろうし、それぞれのエクササイズの意図も推測できるだろう。
《ゲートウェイ・エクスペリエンス》は、ストレスをなくしたり、想像力を活発にしたり、本来の自分を取り戻したりと、実用的なエクササイズも多いが、魂が肉体から分離する「体外離脱」や、宇宙人との「非言語通信」など、普通の人には抵抗感が強いエクササイズも含まれる。
 ストレスを減少させ、生き生きとした自分を取り戻すことだけを求めるなら、《Hemi-Syncで心と体の若返り》だけで十分に満足できるだろう。心の状態が肉体に反映する事実は知っていても、心の癒しを得ることは必ずしも容易ではない。それは意識だけが自分であるとらえているからである。無意識を含めた全体が自分であることを悟り、本来の自分を取り戻すことができれば、心と体も自ずと若返るのである。脳波誘導と言葉による誘導が組み合わされることで、誰でも容易に無意識の世界に触れられるようになる。

「エクササイズ1 若返りましょう」は、もっとも快いエクササイズで、少なくとも心が若返るのは実感できるだろう。白い階段を10段上るというのは、「フォーカス10」という肉体は眠っているが、精神は目覚めている状態への誘導である。
 そののち、緑の谷間を散策するさまをイメージする。実際に鳥の声なども聞こえてくる。森林浴をしている印象である。意識は「フォーカス15」に導かれる。時間のない状態と説明されるが、その意識状態では過去への遡行も可能だとされる。泉の中に身を浸すイメージをしながら、心と体が過去の状態に戻っていくのを想像するのである。
「単なる思い込み」という言葉は、無意識の力を知らない者の言い草である。意識には肉体を変化させる力があることが信じられれば、鏡に映る表情の変化に気づくはずである。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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「カシーナ」と脳内芸術(pdf)

 ブレインマシーンの開発は、作家のウィリアム・バロウズが「ドリームマシン」を考案したことに始まりました。日本では1990年頃に発売された「メガブレイン」が一世を風靡しました。ここではMindPlace社の「カシーナ」を使用する際のヒントと、その文化的背景についてまとめました。
 今回はパソコンですぐに開けるpdf版です。パソコンに保存してからご覧下さい。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
Kasina.pdf

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2017年08月30日

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(第13作)

 寅次郎が結婚したいと思っている絹代は、二人の子供を抱えて無我夢中で働く女性だった。引き合わせに温泉津(ゆのつ)にさくらを連れていった寅次郎だが、出奔したままだった絹代の亭主はすでに戻ってきていた。しょっぱなから失恋というわけである。
 今回の特色は、ヒロインが再出演したという点にある。『男はつらいよ 柴又慕情』で登場した歌子である。気難しい小説家の父の反対を押し切って、陶工の青年と結婚した歌子だったが、すでに夫を亡くして、津和野にある亡夫の家で意地の悪い姑・小姑との生活を余儀なくされていた。
 寅次郎と再会したことで、東京に戻る決心がついた歌子は、柴又のとらやを訪ねてくる。夫を亡くした哀しみと、気難しい父に心が開けない思い、仕事を探す悩みを抱えた歌子を、何とかしてやりたいと思う寅次郎。恋愛という感じではなく、年下の女性をいたわるお兄さんという立場がほほえましい。
 歌子は父と和解し、伊豆大島の職場で保母の見習いとして働くようになる。優しく見守ってきた歌子が自立したことで、寅次郎の役目は終わった。そして、毎度のように夜遅く、そっととらやを出て行く。旅ガラスのついでに温泉津に寄り、夫と幸せそうに暮らす絹代と再会して幕が下りる。

 この作品については賛否両論があるようだ。『男はつらいよ 柴又慕情』の続篇である本篇を制作したのは、前作で表現しきれないものがあったからかという点である。前作を制作した段階では、歌子は陶工と結婚し、幸せな人生を歩み出すところで終わっている。それなのに、人気女優の吉永小百合を再登場させるために、歌子の幸せが奪われる設定がなされたのではないか、という憶測も可能だからだ。
 僕自身の感想としては、たとえそうした意図があったとしても、哀しみに沈む歌子の姿が切々と描かれた点や、前作では未解決だった歌子と父との和解もなされたという点で、少なからず心を動かされたので、続篇としては成功していると思われる。

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