2017年07月15日

ふたたび沖縄へ(4)

 園内を見て歩くと、目に入る物すべてが記憶からよみがえった。五年前とほとんど変わっていない。水牛に臼を引かせて、黒砂糖を作っている。ハブとマングースの闘いもやっている。滋養強壮に効くというハブ粉も売っていた。試しになめてみたが、死んだトカゲの味といった感じで、このままじゃちょっと無理だ。毒のない大蛇をお客の首にかけている。いくら蛇革で金運が上がると言われても、生きていて動くのはちょっとごめんだ。
 祭りの様子を表した人形にも目が向いた。爬竜船(はりゅうせん)に乗り込んだ漕ぎ手らが速さを競うハーリー。海の向こうの理想郷、ニライカナイから神を迎えるウンジャミ(海神祭)では、弓矢や槍を用いてイノシシや魚を捕らえ、舟を漕ぐ所作をすることで、大漁豊作を感謝し、無病息災を喜ぶのだという。
 オバー(お婆さん)やアンマー(お母さん)のウチナーグチを聞いているのも面白い。これが古代の日本語に近いと言われても、ピンと来ないのだが、いかにも田舎のお婆さんの言葉といった感じで懐かしい。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 10:33| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする